40代になると白髪や皺などの表面的な衰えは個人に差があれどみんな出てきます。
しかし、内面的な変化も着実に訪れます。
これは体力、筋力、基礎代謝の低下、ホルモンバランスや自律神経の乱れによって起こります。
今回はこの疲れとどうやって付き合っていけばいいのかを書いていきたいと思います。
40代はなぜ寝ても疲れが取れにくいのか
『平日は慌ただしく過ぎていくし、休日はしっかり寝て疲れを癒そう!』
- 以前より疲れやすくなっている
- 疲れが取れない
そんな原因を見ていきましょう。
筋力の衰え
基本的に40代になると筋肉量が減ってきます。
筋肉量が減るとそれに伴い筋力も減ってくるので普段同じ生活をしていても少ない筋力で体を保たなければなリません。
脳と心の疲れ
ほとんどの疲れというものは自律神経の乱れから来るそうです。
自律神経の機能は加齢によりどんどん低下します。
40代はピーク時の半分にまでなっています。
更年期による疲労
更年期による一番多い症状は疲れ。
更年期はホルモンバランスや血行不良など様々な要因で疲れにつながっていきます。
更年期による不調で疲れが取れない時は女性外来もありますので医師の力を借りるのもアリです。
40代の疲れを取る方法
簡単にできる方法をまとめてみました。
筋力をつける
筋力の低下が疲れにつながるなら筋力をつけましょう。
と言ってもハードな運動はNG
運動するなら週に1〜2回ウォーキングする程度に。
それよりも毎日の日常生活で体を動かすことをお勧めします。
姿勢を良くして普段より早く歩いたり、ちょっと上がるだけなら階段を使ったり掃除をしっかりしたり。
睡眠をしっかりとる
睡眠時間は最低6時間は欲しいところ。
しかし睡眠時間の確保は大切ですが、限界もあります。
なので睡眠の質を上げましょう。
くつろげる寝室を作ったり、寝具を肌触りの良いものにしたり。
睡眠って一番大切かもしれないとこんな記事も書いて見ました。
ストレスを溜めない
ストレスは疲れに直結します!!
ストレスの原因を特定して対処できるものはしましょう。
と言ってもストレスの原因って対処できないものがほとんどですよね…
それは人間関係でのストレスが多いから。
そこで!私の実践している方法を紹介します。
- 人間関係のストレスは嫌な人とは最低限しか関わらない。
- 基本的に人付き合いは浅く広くが基本。
- 本当に信頼している人とだけ交流する。
40代の疲れにいい食べ物
疲れた体には栄養ドリンクでしょ!というあなた。
ちょっと待ってください!
栄養ドリンクは実は疲労回復効果は実証されていません。
カフェインの効果で疲れていても疲れを感じなくなってしまう恐れもあるので過度に摂取するのは控えましょう。
高カカオチョコ
ポリフェノールが多く含まれている高カカオチョコ。
ポリフェノールには抗酸化作用があります。
カカオ含有量70%以上のチョコがおすすめです。
私は86%のものが好きで毎日食べています。
最近では乳酸菌入りのものなんてものありますよね。
鶏胸肉
抗疲労効果がある食品が鶏胸肉です。
鶏胸肉にはイミダゾールジペプチドが豊富に含まれてます。
このイミダゾールジペプチドは精神的な脳疲労にも効果があり、特に自律神経の中枢など疲れやすい所に効果があるとされています。
レモン・梅干・黒酢
酸っぱいものにはクエン酸が豊富に含まれています。
クエン酸はエネルギーの生産を高めて疲労回復に役立ちます。
40代の疲れた体にいい入浴の仕方
入浴の仕方によって疲労度は変わります。
睡眠時間の1〜1.5時間前にぬるめのお湯で入浴すると寝る時間には体温が下がり寝つきやすくなります。
美容効果のあるお風呂の入り方もまとめてみました。
まとめ
40代になって疲れやすい、疲れが取れないといった悩みはよく聞きます。
40代は老化のサインがどんどん出てきますが、まだまだ働かないといけないので自分で対策を取るしかありません。
今回記事にした対策は基本的なことなのでいつもの生活にも取り入れやすいと思います。
疲れと上手に付き合っていくために少しだけでも試してみてください。
人と寄り添う方が疲れが取れる人はパートナーを探すのもアリ